最近気になったこと
サイト作成や運営をされている方にとってはもはや常識ですが、SSL化対策はホームページを公開するにあたりマスト事項になっています。Chrome では、サイトが安全でない場合や、プライバシーが保護されない場合に、アドレスの左側に警告が表示されます。現在…
下記のブログに引っ越しました harikyu-jinendo.jp
地上波テレビで時代劇の番組が最近は少なくなったような気がします。劇中でよく見られる町角に掲げられている御触書や手紙などがすらすらと読めるとかっこいいですが、なかなかどうしてミミズが這ったようなデザインにしか見えないのは残念です。 くずし字や…
筆者が学生の頃は飲み過ぎて道端で転がっている人や電車の中で暴れている人もよく目にしたものですが、このところそのような光景を見ることも少なくなりました。酔っ払いの介抱は大変ですが、皆さんも一度や二度はそんな経験もあるのではないでしょうか。 飲…
船上で電動リールが動かない 先日、アジを釣りに走水から船に乗ったのであるが、いざ道具を準備していると電動リールの電源が入らないのである。 釣りにはさまざまなスタイルがあり、船釣りではしばしば電動リールを使用する。水深4、50メートルを超える棚で…
本日の患者さんとの会話の中で、某新聞に整体による事故の記事が掲載されていたとの情報があった。気になったので、消費者庁のHPを調べてみた。厚生労働省ではなく、消費者庁というところがなんともであるが、、。 法的な資格制度がない医業類似行為の手技に…
テレビや雑誌などの特集ではグルメと並んで、健康に関する話題が多いと思いませんか。 いささか情報が氾濫しているきらいもあるが、それだけ関心の高い(視聴率がとれる?)テーマなのであろう。街中の書店を覗いてみれば、家庭の医学や健康法、運動法、ダイ…
世田谷区内の公園には子供の遊具とは違う健康遊具が設置されているところがある。バイクに乗っていると時々目にすることがあるので、使用することはないが、その存在は認識していた。先日、抜け道を走行中、従来の遊具とは明らかに異なる、スポーツクラブに…
頭皮鍼は比較的新しい治療で、経絡学説と大脳生理学、解剖学の知識を基礎として発展した方法である。この頭皮鍼にもいくつかの流派や理論が存在している。世に知られるようになったのは主として脳血管障害に対する治療効果であったと記憶している。 上図のよ…
数年前は美容鍼の問い合わせなどポツポツあったが、最近は小顔がトレンドらしい。ウチのような治療院でも、施術中の会話ではテレビや雑誌で紹介された美容法やダイエットの話題になることがある。 マッサージや整体で「顔が小さくなる?」かというと、「え~…
昨今、ネットで短時間に検索ができるので、辞書や事典を引く機会が少なくなった。例えば、鍼灸(はりきゅう)について知りたいと思ったら、紙媒体よりもウィキペディアの方がかなり詳細に説明がされている。 先日、約20年ぶりに『医学大辞典』(南山堂)を購…
大蘇(月岡)芳年の浮世絵「見立多以盡」の「おしてもら(い)たい」には次のような添え書きがある。 南茅場町の隠士 転々堂主人録 積(つのる)といふ字が癪の根拠と古き俚謡(はうた)にあらねども。酒宴の仕舞をお積といひ。酌と癪とは音通ずれば。贔屓に…
その痛みは何の前ぶれもなく、突然やってきた。 腹痛といっても原因はさまざまである。食べすぎ、飲み過ぎ、冷え、食あたり、胃酸過多、便秘などのコモンディジーズ(日常的によく見られる疾患)であれば、鍼灸(はりきゅう)や売薬などで対処が可能である(…
下記に引っ越ししました
「労働安全衛生法」の改正により労働者が50人以上の事業所では、2015 年12 月から、毎年1回「ストレスチェック」を全ての労働者に対して実施することが義務付けられた。質問票による調査法でストレスの状態をチェックし、自分の今の状態を知ることで、スト…
昨年、座らないで仕事をする「ウォーキングデスク」がちょっとした話題となった。その元ネタは著者トム・ラスの「座らない!成果を出し続ける人の健康習慣」である。 一日の多くの時間を座りながら仕事をするようになったのは人類史上、それほど古いことでは…
国立情報学研究所「情報学研究データリポジトリ」のサイト上では医学書をはじめ、文学や風俗・生活、武芸、芸術、料理本、歴史、教育などさまざなまジャンルの古典籍が約350点、画像データとして公開されている。 情報学研究データリポジトリ 国文研データセ…
女性にとって美容と痩身(ダイエット)は永遠のテーマであろうか。 毎年、さまざまな方法が雑誌やテレビで紹介されるが、どれだけ効果があるのだろう。ダイエットもイベント化しているような気もするが、やはり運動と食事は基本であるに違いない。 さて、前…
東京国立博物館で開催されている「始皇帝と大兵馬俑」展に行ってきた。閉館まじかということもあり、訪れている人もまばらでゆっくりと見学することができた。先月、西安の兵馬俑にも行ったのであるが、見落としているものも多く、新しい発見も幾つかあった…
「なかぬならなくまでまとうほととぎす」は徳川家康の言葉として「甲子夜話」に紹介されている。辛抱ずよく機が熟すまで待つという例えとしてさまざまな場面で引用されることが多い。 以前、あるカウンセリングの講義で印象に残っていることとして次のような…
昨年、アメリカのグーグル社にティク・ナット・ハン禅師(愛称タイ)が招聘され、瞑想の実践が行われたことで医療分野だけでなくビジネスの現場でも「マインドフルネス」に熱い視線が注がれている。「マインドフルネス」とは価値判断をせずに、ありのままを…
飲めずに「残薬」山積みに - Yahoo!ニュース (2015年4月8日(水)掲載)news.yahoo.co.jp 在宅医療に携わっていれば、よく見られる光景であるかも知れない。この件に対して、いろいろとコメントされているが、その構造的な問題は根が深いのである。 でるのは溜…
「精神科は今日も、やりたい放題」や「医学不要論」などの著者であり、内科医でもある内海先生の講演会に先日参加してきた。少々過激な内容も含むが、問題意識を持っている人にとっては共感するところも多かったであろう。ただ、毎回講演終了後は気分がどっ…
中国の空気汚染 10月中旬、北京へ旅行にでかけた。何度か中国に行ったことのある人にその話をすると、その多くはレートの悪さと大気汚染の話題となる。 上の写真は朝の天壇公園の風景である。うっすらと靄がかかっているのが、お分かりになるだろうか。公園…
パーソナルな問題だけでなく、システムやコミュニティ、環境問題など幅広い分野で最近語られている一つの概念に「レジリエンス(resilience)」がある。その語源はストレス(stress)と同じく、もともとは物理学(力学)用語である。ストレスを生じさせる歪…
挫刺針法はファシアへ直接アプローチすることができるが、いかんせん刺激が強い。ここぞという時以外、なかなか日常的に使うことを躊躇してしまうのである。 もう少しマイルドな方法として副挫刺法がある。従来の方法では、6番ぐらいの毫鍼を刺鍼したのち、…
「おそるべき君等の乳房夏来(きた)る」 毎年、夏になると不思議と三鬼の句を想い出す。が、ここで言いたいことは「もしかしてだけど~」という妄想ではなく、その視線の先は「細絡(さいらく)」にある。職業病さながら、ついつい背中の細絡が気になってし…
挫刺針法とは 挫刺針法は塩沢幸吉によって考案された特殊鍼法である。効果はあるものの刺激が強いため、臨床に使用している鍼灸師は稀であろう。それ以前に、鍼灸学校で習うこともないため、一般的にその存在自体知らないのが実状である。 角田章著「特殊針…
テンセグリティ(tensegrity)とは、「Tension(張力)とIntegrity(統合)」の造語で、アーティストのKenneth Snelson(ケネス・スネルソン)の彫刻にはじまり、R. Buckminstar Fuller(R・バックミンスター・フラー)により提唱された概念である(どちらが…
5月14日の「ザ!世界仰天ニュース」の放映では、「ありえない中毒の女性」として蜂針療法が紹介されていた。蜂針療法の歴史は古く、古代エジプトやギリシャでも行われていたとされている。ミツバチの蜂針を皮膚に刺し、その蜂毒によって痛みや炎症を抑えると…